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2014年6月14日土曜日

【メイドの映画レビュー】死体安置室 死霊のめざめ

ご機嫌よう、皆様§(´ω`*§

今夜ご紹介するのは『死体安置室 死霊のめざめ』です。
もう、タイトルからして、ね?


概要としては、墓場に引っ越してきた一家が怪事件に巻き込まれるというものです。
面白い設定だと思ったのは、一家の母親が埋葬屋なのです。
ゆえに、処置室に死体がごろごろあります。

で、息子は引越し早々にガールフレンドや友人もできてリア充していたのですが、
家や墓場にまつわる呪い的かつ怪物的なものによって妹と逃げ惑うことになります。

見せ場は、
・黒いシチュー
・可愛い幼女
・塩
です。

ネタバレをしないように紹介するって難しいですね§(・ω・`§

でも、まあまあ楽しい映画でしたよ。
日本の作品でないのに、塩がキーワードになるとかね。
あと、怪人モノなのに呪い的な要素とゾンビ的な要素が入り混じってるところとかね。

まあ、ちょっと詰め込みすぎたかな……

でも、幼女が可愛いから問題ない。

ということで、今回はこれまでに。
興味をもたれた方は、ぜひご覧くださいまし。

それでは、失礼致します§(´ω`*§

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2014年4月20日日曜日

【メイドの映画鑑賞】『FEAR ITSELF コミュニティ』レビュー


皆様、ご機嫌よう§(´ω`*§

今回ご紹介するのは『FEAR ITSELF』という短編集の『コミュニティ』という作品。

短編映画としては、とても完成された作品だと思います。
グロテスクではないのですが、狂気なホラーがあります。




それでは、今回もネタバレを恐れずにストーリーやレビューを書いていきます。

まず、主人公は若い夫婦です。
奥さんは子供を作ることを望んでいますが、家が狭いという理由でできません。
そんなところに、友人夫妻から「望み通りの家がある」という紹介を受けます。

その家というのは、特殊な地域にあります。
まず、「子供を作る」というのが条件での入居になります。
そしてその地域というのは、地域全体が家族同然で付き合う、一見温かな場所です。

夫婦は早速入居してしまいます。

しかし、徐々に地域の異常さに気づきます。

まず、隣人が異常に優しい。
そして地域の人々が異常に絡んでくる。

それだけなら良かったのですが……

夜に旦那がTVを見ていると、自分たちの寝室が映ります。
なんと、寝室にカメラが取り付けてあったのです。

そして、向かいの家の寝室が映ります。
そこでは、その家の妻と他の男性が不倫しているところが、そしてそれが妨害される。
次の日、住民集会が開かれ、その不倫のことが問いただされます。
不倫はコミュニティを害する行為であるから、その罰を受けなければならないと決まります。
その罰というのは、当事者たちが自分で決めるのだそうです。

そして、不倫をした妻は、豚のマスクを被って、住人たちにゴミを投げられる処刑を受けます。

さすがに異常性に危険性を感じて街を出ようとする主人公たちですが、
入居の際に「6ヶ月以内に子供を作る」「転居する際は財産を差し押さえる」と書いてありました。
それによって簡単には転居できなくなります。
しかも、この街では住人の全てが仲間意識によって繋がれているのです。
周りが全て異常――いや、少数である自分たちが「異常」なのか?

しかし旦那の焦りとは裏腹に、妻の方は「子供を授かれる素敵な場所!」とキラキラ状態。
妊娠も決まり、妻はこの街がすっかり気に入ってしまったようです。

しかし、やはり旦那は街からの脱出を考えます。
そのために、この街を紹介した友人夫婦に協力を頼み、妻を逃がすのですが……

なんと、住人によって捕らえられ、自白剤まで使われてしまいます。

しかし、隣人のおじさん(クリスマスパーティの際に片足義足だったことが判明)が
コミュニティの主力女性を殺し、主人公を助けてくれて、なんとか逃げ出そうとします。

しかし、そこに友人と妻が車でやってきます。

主人公旦那「なんで来た?!」
妻「だって、ここは素晴らしい場所だもの(焦点の定まらない目」
友人「そうだよ、ここはとてもいい場所じゃないか(焦点の定まらない目」

エンディングは、妻と子供が新しい隣人を迎えるところです。

妻は子供と幸せそうに暮らしています。
そして、それを見つめる両足を切断されて車椅子に乗る旦那の姿。


ううん、非常に怖い!
こういったささやかな(?)集団狂気が怖いと、わたくしは感じます。
特に、ラストのシーン、切断される経緯は全くなく、いきなり車椅子のシーン。
これは怖かったです……

これは短編集ですので、他にも話があります。


それでは、皆様ご機嫌よう。
またの機会にお会い致しましょう§(´ω`*§


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2014年4月15日火曜日

【メイドの映画鑑賞】『FEAR ITSELF』 生還のレビュー


皆様、ご機嫌麗しく§(´ω`*§

今回ご紹介致しますのは、先日公開致しました『FEAR ITSELF』に収録されてれている残りです。
タイトルは、それぞれ「生還」と「サークル」。
今回は「生還」をレビューさせていただきます。

前回の「コミュニティ」が面白かったので、期待していたのです、





期待していたのですが、

おうふ…§(・ω・`§
わたくしの反応を見て分かる通り、あまり、その……察してくださいまし。



2話目「生還」。


雪山で遭難したおじさん(以後、父)が奇跡的に帰ってきます。
しかし、彼は全く別人になったかのように乱暴になり寝たきりになります。

なぜ、彼は雪山で生き延びらたのでしょうか?

もうお分かりでしょうが、仲間の人肉を食べていました。
その過程で不思議な、妖怪めいた声が聞こえたとかなんとか言っていましたが、
とにかく、もう人間の肉しか食べられない体になってしまっていたのですね。

そして事件が起こります。
実は寝たきりで骨と皮だけだと思われていた、父による急襲!
にげる妻と子供!
それを助けようとする叔父!!
ついでに、息子は母と叔父さんの子だったということも何気なく発覚。

しかし、あわれ、叔父は殺されてしまいます。
そして妻は脅されるままに、夫によって人肉スープを作らされるのです。

で、夫は満足そうに食べます。

そんな中いろいろあって、妻が夫を銃殺します。

終わり。



2014年4月14日月曜日

【メイドの映画鑑賞】『タタリ』レビュー






皆様、ご機嫌麗しく §(´ω`*§

本日ご紹介するのは『TATARI』です。
和名はタタリなのですが、英名は勿論違います。

この作品はアミューズメントとしても面白いですし、結構悪霊の描写が怖めです。
和製ホラーかな? と思うような幽霊的な(顔面真っ白、目と口真っ黒)顔もあれば、
ハリウッド御用達のグロ描写(顔面から頭蓋骨の中身をえぐり取られる等)もあります。





まず登場するのは、癖のあるアミューズメント系列の社長。
そして、美人ではあるが社長を殺そうとしている(冗談で?)妻。

その妻の誕生日パーティに、廃施設に客を呼ぶところから始まります。

なんと、その場所は、元隔離精神病棟。
元は人格者だった医師によって、かなり残虐な『治療』が行われた場所でもあります。

生きたまま冷水にドボンされたり、
麻酔なしで意識があるままに切開されたり、
生きたままに焼却炉に入れられたり、
はたまた電気ショックを浴びせられたりと、かなり古風かつ残忍な治療?が行われていました。

しかし、そんな医師の『治療』は患者たちの反乱によって終わります。
患者たちは医師や看護婦を捉え、自分たちがされたように手術室で好き放題。
結果、医師は施設を全封鎖し、火を放って全ての患者を焼き払うことにしました。

というのが、過去のお話。

一方、現代では社長や妻が呼んだ客とは全く違う客が、パーティ会場である施設を訪れます。

そこで、客たちは夜明けまで生き延びたら賞金を渡す、という社長の提案を聞きます。
そんなことは何でもないと笑う客たち。

しかし、そこで施設が強固な鉄板によって封鎖されます。
客たちは、当然社長の演出だと思い、社長は自分の演出ではないので妻の演出だと疑います。
が、どちらでもないのです。
この施設の管理人であった男は「この施設は生きている」としきりに絶望しています。

なんと、この施設は悪霊の棲家となっていたのです。
数十年前に非望の焼死をしてしまった患者たちの……

そして、次なる展開。
当時の『患者』と、『医師』による虐殺が始まります。

何故そんなことが起こったかというと、実は参加者全員が過去に起こった
火災の生存者である看護師や医師の子孫だったのですね。
参加者名簿の時点で(不思議呪いパワーで)改ざんされていたのです。

次々と減っていく参加者たち。

そんな中、社長の妻も台に固定された状態で電気ショックを浴びせられて死んでしまいます。
悲嘆にくれる社長。
自分の命を狙ってくるような彼女でも、愛していたのですね。

しかし、実は彼女は生きています。
参加者の一人の医師とグルになって、仮死状態になっていただけなのです。
そうして、事故に見せかけて旦那である社長を殺したかったのです。
妻の方は、旦那を愛していなかったのですね。
手始めに、全ての裏を知っている医師を殺します。

一方、社長の方は嫌疑をかけられて拷問部屋のようなところに閉じ込められています。
しかし妻の策略によって、医師を殺した犯人に仕立て上げられます。
拷問部屋でほぼ廃人になってしまった社長は、上手く状況を説明できません。
それゆえに、参加者の女性から銃で撃たれてしまいます。

しかし、実は社長も生きています。
腹部に何か防弾チョッキになるような雜誌を貼り付けておいたのですね。
さすが、抜け目無い曲者です。

最終的に、施設や患者、そして医師の呪いめいたパワーによって減っていく参加者。
最後には黒人男性・白人女性・社長しか残りません。
そして、社長が屋上に脱出口があることに気づきます。

しかし、悪霊たちの追撃は止まりません。

最後に、怯える女性を、自らの命を顧みず突き飛ばして悪霊から守る社長。
それによって、女性は助かります。

しかし、すんでのところで脱出できなかった男性。
これを助けたのは、過去ここで看護婦をしていた先祖の霊でした。

命からがら逃げ出した二人。
そんな二人は、最後に封筒を見つけます。
それは、社長が「朝まで生き残った者に渡す」と言っていた小切手。

彼らは笑い、朝日を迎えてエンド。

文字で淡々と綴るとそんなに怖くないですが、見ている最中は「うわぁ」とか「わにゃー」
だとかのグロ、そして恐怖演出に対する感嘆の声が漏れてしまいました。

これは是非お勧めの映画です。
見てみてください。
きっと、「わにゃー」って言っちゃいますよ。(※たぶん言いません)


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2014年4月13日日曜日

【メイドのホラー映画鑑賞】Midnight meat train(ミッドナイト・ミート・トレイン)レビュー


ご機嫌麗しく、皆様§(´ω`*§

今回ご紹介致しますのは、『MIDNIGHT MEAT TRAIN』です。




(ちょっと前に観た映画なので、細かいところが前後しているかもしれません。)

わたくしの大好きなライオンズゲート作品ということで、楽しみにしておりましたが……

グロ表現が、とにかく良い!!
これはもう、言わせて頂きます。
久しぶりに、メイドめは良いグロを拝見致しました。(賞賛)

今回もネタバレを恐れずに概要やレビューを書かせて頂きますので、ご注意を。


始まりは、地下鉄のシーン。
きっちりとスーツを着込んだ無表情の男に、
槌(大きなカナヅチのようなもの)で、乗客が惨殺されます。
数人いた乗客は、あっという間に血みどろ。
この時のグロ表現が、良い。

まず、槌を振るった時に犠牲者の首がねじ切れます。
そして、当然ながら血が周りに飛び散ります。
眼球がこぼれ落ちます。それを踏んで、ぬめって転びます。
そして血でぬめる床を、ずりずりと引きずられてゆきます。
血って、ぬめるんですよね、それが最近のホラーではあまり表現されない§(・ω・`§

ところ変わって、主人公はカメラマン。
レストランで働く女性と恋人関係にあり、同棲しています。

主人公はイマイチうだつの上がらないフリーのカメラマンだったのですが、
彼女がその手の道では有名な画商と引き合わせてくれたおかげで。光明が見えてきます。

その画商に認められるにあたって、結果助けた女性が例の槌男により惨殺。
これによって警察に疑われることになります。(被害者と最後に会っていたから)

画商のノルマをこなすべく、街に行っては写真を撮る主人公。

ある夜、ふと地下鉄から出てきたスーツの男を写真に収めます。
まあ、それが例の槌男なのですよね。
そして、何を思ったのかスーツの男を追いかけ始めます。

始めはただの撮影のつもりだったのですが、槌男が指にはめていた特徴的な指輪が
助けた女性の最後の写真にも映りこんでいた!ということで、独自捜査を開始します。

もう、どこかとりつかれているのですね。
夢にも例の槌男が自分を槌で殴り、気絶したところを吊るして血抜きをする……
そんな夢ばかり見てしまう。
そして現実では、地下鉄での失踪者があまりに多い事件を追いかけ始めます。

地下鉄での失踪者、それは勿論、槌男の惨殺のせいです。
彼は惨殺した死体を、まるで精肉業の作業のようにつり革に逆さ吊りにして並べているのです。
そして、なんと、車掌もグル。
これによって(血とかどうなったの?)完全犯罪が(どうしてか)成立し続けていました。

そして、ついに主人公もその列車に乗り込みます。

列車には他に数名乗客がいましたが、やっぱり槌で惨殺。
殴って、血や眼球が飛び散って、きゃーってなったところでまた殴って、
(なぜか)丁寧に眼球を抜く、(なぜか)爪を剥ぐ、などのシーンがはさまります。
虐殺シーンが多いので、ここではないかもしれませんが……とりあえず、あります。

さて、最後は主人公との一騎打ちです。

結構迫力のある肉弾戦を見せる主人公。
槌男は怪力設定だったはずなのですが、かなり良い勝負にもつれ込みます。

で、勝ちます。

……はい、勝ちました。

そうするとですね、車掌が出てくるのですよ。
そして「これは必要なことだったんだ」「今度はお前がその役目を担う番だ」とか言うんです。
何故かっていうと、

この肉電車は、エイリアンの餌用だったんですね!!

謎のエイリアンらしき生き物が映ります。
ちょいちょい変な映像は挟まってたんですけれど、この設定には、ポカーン(゚д゚)

あ、ついでのようにヒロインは殺されました。
そして、主人公やヒロインに対応した女警官もグル。
槌男と同じ指輪をはめていました。

国家陰謀(?)を知ってしまい、ヒロインも失った主人公。
最後は、彼が槌男のようにスーツを着込んで出て行く(第二の槌男になった)ところでエンド。

グロテスク表現は良かったのですがね……

何、エイリアンみたいなあれ。
古代からいるなんとかって言ってたけど、何とも納得できない。

というわけで、グロテスクなものが見たい方にはお勧めです。
文章では表現しきれない部分もありますからね、どうぞご自分の目で。


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2014年4月10日木曜日

【メイドのホラー映画鑑賞】 『シタデル』レビュー

今回ご紹介するのは、『シタデル』という映画です。




これは、結構観た方によって解釈が変わるのではないか、という作品です。

概要(あらすじ)と、解釈や感想を織り交ぜて書きますと、

臨月の妻を持つ主人公トミーは、
ある日薄汚いパーカーを着た集団(『子供達』と表現される)に妻を襲われ、
駆けつけた時には妻には不思議な注射器が刺さっており、病院に搬送されるも死んでしまう。
しかし、赤ん坊だけは無事だった。

トミーは赤ん坊を育てつつ、あの時の恐怖を克服するセラピーに通っていた。
そこで黒人の女性セラピストが親身になって、世話をしてくれる。
なかなか恐怖を克服できないトミー。

そんな中、またあの『子供達』の襲撃がある。
家に侵入してくる『子供達』から赤ん坊と自分を守るためにトイレに立てこもるトミー。
しかし、しばらくしてセラピストの女性がやってきてくれた。

トミーが繋がりを持つ登場人物は、このセラピストと神父と神父と共にいる子供の三人だけです。

神父はどういう人物かというと……
まず、妻の葬儀で「お前の子供が狙われているぞ。」と予告してくる不思議な男。
そして、セラピストからは「あの人は狂ってるって有名なの、無視して」と言われる存在。
まだ幼い少年と共に行動しています。
少年は、実は眼が見えないらしいのですが、その代わりに『恐怖』が見えます。
この能力が後々重要になってきます。

さて、事態は急転直下。

バスに乗ろうとして乗れず(バスには誰も載っていない、車掌は無視)、

セラピストの女性は『子供達』に殺され、

赤ん坊を連れて逃げ回って、やっとバスに乗れたのですが、
「女性が殺された!」と車掌に訴えるも、無視される。

しかも、バスに『子供達』がやってきて襲撃される。
この時、ずっと守ってきた赤ん坊が拐われてしまいます。

そんなこんなで、大変な目に遭った主人公は神父を頼ることになります。
神父は、トミーに『子供達』は恐怖に寄ってくる、だから恐怖に打ち勝てと行ってきます。
しかし、まだトミーにはそんなことは出来ません。

けれど、どうにかしなければ赤ん坊を救えない。
『子供達』の巣である廃ビルに向かい、赤ん坊を奪還し、廃ビルを爆破する。
という、結構アサルトスタイルな計画が神父から提案されます。

この計画には、少年の能力が必要不可欠。
彼は『恐怖』が見えるので、誰かが恐怖していることを感知できます。
そして恐怖している状態だと、『子供達』に襲われてしまう、と。
つまり警報的な存在ですね。

廃ビルに行くにあたって、神父は不思議な話をします。
このあたり、実はよく覚えていないのですが……
「兄妹がいて、その兄妹は犬の話をしていて、
犬の兄妹が交尾して近親相姦の果てに化物が誕生して、
それがビルを腐らせていて、それが悪魔的何かを生み出している。
そして、その悪魔的な何かになってしまったものは救えない。
救おうとして、自分は感染してしまった(腕が黒ずんでいる)」

的な。

だいぶ違うかもしれません、ごめんなさい。

決して怯えてはならない廃ビルのなかを三人は進みます。
はじめは、計画通りにガス管を破壊して回ったりしたのですが、
赤ん坊の鳴き声のようなものを聞いて、トミーが一人で先走ってしまいます。

しかし、そこにいたのは灰色の肌をして奇声をあげる『子供』。
周りには食い散らかされた肉片、骨。
恐怖したトミーを当然襲おうとしますが、『子供』は足枷で繋がれていたので事なきを得ました。

勝手に行動したことを神父に叱られるトミー。
神父は計画を立てたり、『子供』との格闘にも打ち勝ったりと、頼もしいです。
しかし、頼もしい味方は、死ぬ。(テッパン)

唐突に神父が吐血します。
もしかしたら、例の感染がどうとかという影響なのかもしれませんね。
そして今まで恐怖していなかった神父が、自分の死に対して恐怖してしまいます。

「計画は変更だ、お前は娘を探して逃げろ。俺は妻も子も見捨てた、それは許されない」

神父はそんな告白をして、トミーと少年を地下に向かわせます。

どういうことでしょうか。
もしや、神父はトミーと同じ立場にあったのでしょうか。
そして、妻を失い、拐われた子も助けず見捨ててしまったのでしょうか。

トミーと少年は懐中電灯を片手に地下へ向かいます。
そこには、犬用の檻に入れられた『子供達』がいる、異様な空間が広がっていました。

そういえば、神父の話で犬というワードが出ていましたね。
だからこその(トミーが襲われたときの)足枷で、犬用の檻、なのでしょうか。

そんな中、少年は一人の『子供』の顔を見て驚愕します。
なんと、それは少年そのものだったのです。
つまり……少年は、体は『子供』になってしまったものの魂(?)は別に存在していたと。

少年は「やっぱり僕はここにいた!」と動揺しつつも嘆いているようです。
それを「大丈夫だ」宥めるトミー。
その時、赤ん坊の声がして、檻の一つから赤ん坊を無事救出することが出来ました。

廃ビルから立ち去る、トミーと赤ん坊と少年。
ビルは爆破されます。

しかし、最後、トンネルを三人が抜けようとしたときに前方に『子供達』が。
怯える少年を、今度はトミーが励まし、抱いて歩きます。
トミーはもう恐怖していない、だから『子供達』からは見えません。

そして見事、『子供達』をやり過ごし、光を浴びたところでエンディングです。


うーん。
書いていて思ったのですが、これは何か象徴的な映画なのではないかしら。

妻の死のショック(恐怖)と子を守らなければならないというプレッシャーに苛む主人公が、
セラピスト(癒して恐怖を乗り越えさせようという象徴)と、
神父(直面させて恐怖を乗り越えさせようという象徴)とに出会う。

『子供達』は恐怖そのものの象徴でしょうね。

そして、少年は……『守護』?
恐怖から護ってくれる能力を持ちながら、守らなければならない子供。

つまり、壮大な「一人の男が恐怖に打ち勝つストーリー」。
そんな感じではないでしょうか。

今回は、すごく長くなってしまいました。

それではまた。
ご機嫌よう§(´ω`*§


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2014年4月9日水曜日

【メイドのホラー映画鑑賞】 『呪い村436』レビュー

ご機嫌よう、皆様。
実はわたくしはホラー映画が大好きで御座います。
特にグロテスクなものとか、狂気表現が上手なものとか、たまりません。
そういった意味ではライオンズゲート作品なんかは大好きなのですが……

初回の今回ご紹介するのは、どちらかといえば「狂気」の作品。

日本名『呪い村436』
英名『population436』


大体の概要を説明致しますと、閉ざされた田舎の村に国税調査局の主人公が向かいます。
その村では不思議なことに、人口がずっと436人のままななのです。
不思議に思う主人公ですが、村の住人は主人公を温かく迎えます。

そんな時、村の「フェスティバル」で事件が起きます。
何の祭りか分からぬまま参加した主人公は、
そこで「選ばれた」女性が喜びの言葉を口にしながら絞首刑にされる様子を見てしまいます。
しかも、村人たちはそれを祭りとして喜んでいる様子。

そう、この村では「人口を常に436人にする」という風習があったのです。

つまり、主人公が村にきたので、件の女性は死ぬことになったのですね。

村のしきたりは、村全体の人間に行き渡っています。
しかし、中にはそれを疑問視する(当然ですが)人間も出てきます。
そんな人々は全て「熱病」と診断され、医師免許を持たない『医師』によって隔離されてしまいます。

そんな村の体制に疑問を持ちながら、その気持ちを隠して生きる村人もいます。

その中の一人に、主人公が関係を持つコートニーという女性もいるのですが……
彼女は、主人公が村から逃げ出す直前に『医師』によってロボトミー手術を受けていました。

コートニーを諦め、主人公は「熱病」と診断され隔離されていた少女アマンダと逃げ出します。

しかし、車で逃げ出す道中、村の保安官に道を塞がれてしまいます。
前方には、友人関係を結んだ保安官Aが銃を構えています。
しかし、なかなか撃たない彼に、後方から来た保安官Bが苛立ちながら、
「お前が撃たないなら俺が」と、主人公に銃を向けます。

その直後、主人公ではなく保安官Bを撃ち殺す保安官A。

保安官Aは、実はコートニーを愛していたのです。
しかし、主人公とコートニーが関係を持ってしまったのを知っていたはずなのに、この決断。
彼は友人、主人公をこの村から逃がすという選択をしたのです。

そしてエンディング。

1.二人が乗った車が村の境界を出てほっとしたのも束の間、大型トラックに接触事故で死ぬ
2. 〃 大型トラックに接触しそうになるが、ぎりぎりで避けて生還する

実はDVD版には、二つのエンディングが収録されています。

皆さんなら、どちらがしっくりきますか?

ちなみに、これには続きがあります。

この後、主人公の友人が、この村を訪ねてくるのです。
しかし、車のタイヤがパンクして、立ち往生。
そこに、村の保安官が対応します。

保安官は、主人公がもうこの村から引っ越してしまったことをを伝え、
同時に、村で祭りがあるので立ち寄ってみてはどうかと誘います。

何の「フェスティバル」なのでしょうか?

保安官が言うには、
・とある保安官が女性と結婚した
(コートニーに前から想いを寄せていた保安官が、術後のコートニーと結婚した)
・村にいた妊婦から双子が産まれた
ことによる祭りだそうです。

ちょっと整理してみましょう。

436人の村人がいる村
→主人公が来る(+1)
→祭りで女性が絞首刑(-1)
→主人公とアマンダが逃げる(-2)
→村に双子が生まれる(+2)

つまり、帳尻合わせが取れているように思えます。
それでは、なぜ主人公の友人が村に来ることになったのでしょうか?

思い出してみてください。

主人公とアマンダが逃げる時に、保安官Bが撃ち殺されています。

つまり、
436人の村人がいる村
→主人公が来る(+1)
→祭りで女性が絞首刑(-1)
→保安官Bが撃ち殺される(-1)
→主人公とアマンダが逃げる(-2)
→村に双子が生まれる(+2)
→主人公の友人が来る(+1)

これで、436人という因果律が保たれるのです。
主人公を訪ねてきた友人は、村に捕らわれてしまうのでしょうか。

この友人がどうなってしまうのかは、映画では語られていません。

ただ、小さな村で起きた狂気を描いた作品としては、不自然さがなく面白かったです。
村の風習と、それに対応する村人たちの姿、狂った時代遅れの精神病院……

必ず436人になるという因果もまた、ミステリアスで良いですね。
そんな、ささやかな狂気を感じさせる、良い映画だったと思います。


それでは、皆様。
またの機会にお会い致しましょう♥§(´ω`*§


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