梅雨といえば、雨降りと紫陽花と蝸牛。
きっと、わたくしたちは幼い頃からこの固定概念にとらわれているのではないでしょうか。
と言いますのも、以前、子供たちが描いた絵を観る機会がありまして。
それぞれ描き方の差はあるものの、
・人は笑顔(漫画のようなニコニコ顔)で傘をさしている
・空は青、雲は綿菓子のような白
・雨粒はいわゆる「あまつぶ型」
・紫陽花が描かれており、色は青か紫、葉には殆ど蝸牛(これもニコニコ顔)。
どのようなテーマがあって描かれたのか分かりませんが……
わたくし、可愛らしいと思うよりも、おののく気持ちの方が先走りまして御座います。
なぜ、このように幼い内から画一化されているのか。
雨降りが嫌な子もいるでしょうに、みな笑顔。
空も雲も雨粒も、形式的な記号のように配置されていて。
そして一番驚いたのは、紫陽花の葉にほぼ確実に蝸牛がいるということです。
確かに、雨と紫陽花と蝸牛は、よく見る組み合わせです。
けれどそれを大勢の子供たちが一挙に描く様は、どこか異様に感じました。
子供の「すなおな絵」に対して「かわいい」とだけ思えないわたくしは変でしょうか?
わざわざ穿った見方をしてしまっているのではないでしょうか。
解りません。
けれど、子供たちの絵に取り組む表情は、わたくし大好きでございます(・ω・*)
最後にひとつだけ。
かの花は晴れの日もまた見頃です。
てらり堂々と陽光に栄え、大層綺麗で御座いますよ(´ω`*)
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